2011年10月アーカイブ
2011年10月アーカイブ
10.07
今月はいろんな、「0 ゼロ」のお話です。
みなさんこんにちは。
今月もワンポにお付き合い頂きありがとうございます。
暑かった夏も終わり、だいぶ秋らしくなってきましたね。
しかし、
Women are as fickle as autumn weather. 「女心と秋の空」
まだまだ変わりやすい天気には要注意です!
さて今月のワンポは?
先日生徒さんから、「”Our efforts came to naught” っていう表現を英字新聞で見つけました。
この “naught”ってなんですか?あまり馴染みがないのですが。。。」
確かに、学校で米語中心に英語勉強してきた私たちにはあまりお目にかからない単語ですね。
☆”naught”
は、イギリスで、”nought” と綴ります。意味は「0 ゼロ」もしくは、「無」です。
ちなみに米語で「0 ゼロ」は、”Zero” と綴ります。
アメリカでは、数字の「0 ゼロ」の意味で”naught” を使うことはほとんどありません。
上記のような表現(expression)のような
“come to naught” 「元の木阿弥(になる)」みたいには使います。
“Our efforts came to naught” 「我々の努力は元の木阿弥となった」
「せっかくの努力が無駄になってしまった。。。」ってことになりますね。
他にも面白い「0 ゼロ」の表現がありますのでご紹介します。
☆Nil (ニル)
” nil ” は主にスポーツでの得点の「0 ゼロ」を言う時に使います。
Japan won the football (soccer) match two to nil.
日本はサッカーの試合を2-0で勝利した。
“Nothing” という意味の “nil” としてこんなのもあります。
Nil by mouth. 食べちゃダメ!
手術後の患者さんへの注意書き「口から入る食べ物は禁止」ということ。
☆O (オー)
これは超有名!見た目もそっくりですしね。
電話番号、年号、その他いろんな所に登場します。
ただ、あまりにも似すぎているので、最近では「0 ゼロ」に斜線を入れて
表記するんですって、知ってました?フォントがないのが残念ですが。。。
普段何気なく使っている「0 ゼロ」にもいろんな表現方法があるんですね。
良く考えたら日本語でも「まるまる」って言ったりしますもんね。
会話中に使い分けられたらカッコいいですよー、試してみてください。
それではまた次回のワンポで ^^/